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研究テーマ
(準備中)
肺癌に対する新規免疫療法の開発
non-coding RNAや免疫修飾合成核酸を用いた新しい免疫療法の開発を目指した研究を行っています。肺癌細胞株による基礎研究や臨床検体を用いたトランスレーショナルリサーチを通じて、免疫チェックポイント分子の制御や薬剤耐性の克服に取り組んでいます。

進行期肺癌に対する薬物療法の治療成績に関する多施設観察研究
横浜市立大学附属2病院と関連病院で、肺癌の薬物療法に関する多施設共同データベースを構築しています。これまでに1300症例以上のデータを解析し、特に進行期肺癌に対する薬物治療の効果や、治療効果を予測するバイオマーカーを明らかにする研究を進めています。

各種呼吸器疾患を対象とした治験、臨床試験
原発性肺癌、気管支喘息、COPDなどを対象に、国際共同治験、医師主導治験、特定臨床研究など多様な臨床試験に積極的に参加しています。新しい治療法の開発と有効性・安全性の検証を通じて、エビデンスに基づいた最先端の医療の実現を目指しています。

肺癌遺伝子変異の迅速診断方法の開発
肺癌におけるドライバー遺伝子変異の迅速かつ高精度な診断法を開発しています。特にddPCR(デジタルPCR)を用いて、EGFR変異をはじめとする遺伝子異常を効率的に検出する技術を確立し、個別化医療の実現に貢献しています。診断精度の向上により、適切な治療選択が可能となることを目指した研究です。

ALI培養による気管支喘息・COPDモデルを用いた気道分泌制御
気道上皮細胞を用いた空気–液界面(ALI)培養法により、気管支喘息やCOPDのin vitroモデルを作成しています。これらのモデルを用いて、杯細胞の過形成や気道分泌亢進といった病態に対し、薬物治療が与える影響を詳細に解析しています。

びまん性肺疾患におけるバイオマーカー研究
びまん性肺疾患および閉塞性肺疾患をはじめとした慢性呼吸器疾患の進行に大きくかかわる酸化ストレスをテーマとして、主にトランスレーショナルリサーチを中心に研究を行っています。

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