医学生の皆さんへ
横浜市立大学 呼吸器病学教室からのメッセージ

将来の進路について考え始めた皆さん、どのような医師になりたいですか？ 専門性を深く追求したい、でも、どんな場面でも頼られる総合的な臨床力も身につけたい。もし、そう考えているなら、横浜市立大学呼吸器病学教室は、あなたの理想を叶える場所かもしれません。

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専門性と総合力を両立する教育

私たちの教室の最大の特長は、「呼吸器病学のスペシャリスト」でありながら、「優れたジェネラリスト」でもある医師を育てる教育方針にあります。

肺癌、気管支喘息、COPD、間質性肺疾患、呼吸器感染症といった多岐にわたる呼吸器疾患の最先端を専門的に学ぶと同時に、胸部レントゲンの的確な読影、適切な抗菌薬の選択、呼吸器管理といった、プライマリケアや総合内科で必須となる基本的なスキルを徹底的にトレーニングします。

専門分野の深い知識と、医師としての広い裾野。その両方を手に入れることで、将来どんなキャリアパスに進んでも通用する、本物の臨床力を養うことを目指しています。

最先端の医療と手厚いサポート体制

本学附属２病院での臨床実習や日々のカンファレンスでは、専門医による高度な診療を間近で体験できます。 特に、

• 集学的治療が求められる肺がん診療

• 重症喘息に対する生物学的製剤の導入

• 多職種が連携して診断・治療にあたる間質性肺炎 など、大学病院ならではの最先端医療に触れる機会が豊富にあります。

もちろん、皆さんが安心して学び、成長できるよう、指導医や先輩医師による手厚いサポート体制を整えています。知識や技術の伝達だけでなく、患者さんに寄り添う心やチームワーク、医師としての倫理観といった、人間的な成長も大切にしています。

教室見学やセミナーで未来を体験しませんか？

私たちの教室は、呼吸器病学を基盤とした確かな臨床力と研究マインドを兼ね備えた、次世代の医療人を育てることに情熱を注いでいます。

さらに、当教室では聖マリアンナ医科大学と共同で、医学生を対象とした「神奈川医学生胸部画像診断セミナー」を主催しています。「胸部X線読影技術を通して、呼吸器疾患の理解を深めよう！！」をテーマに、楽しく実践的に学べる人気のセミナーです。

少しでも興味を持ってくれたなら、ぜひ一度、教室見学に来てみませんか？ 全国どこの大学からでも大歓迎です。教室の雰囲気や、ここで働く医師たちの姿を、ぜひ肌で感じてください。

皆さんとお会いできる日を、教室員一同、心から楽しみにしています。